マーケティング

お店を始める前に立地はもちろん そのエリアの層など考慮にいれ

営業時間からメニュー価格帯までマーケティングし

狙う客層をつかみやすい看板内装外装デザインをする。ってのは

一般的なスタート作業だが、居抜き店舗や任されて始める場合は

その初期時点に関われないので、与えられたカードで勝負する事になる。


で、なにをどう下調べしようが いくらどこかの成功例をテンプレにしても

その場所はあの場所じゃない そこの人はあの人じゃない

つまりあれこれ希望と予測をもってして計算しても その通りになるわけじゃない

マーケティングって確かのように見せかけてるけども 考えるのはうわっつらで

実際そこの中の人の力量やカリスマ性まで考慮できていないので

あてがった似合わないスーツはあっというまに 根がばれてしまう。

そんなとこで即座に終了するお店や会社がある。


でも始める人はなにかにすがりたいので 昔はとりあえず神社でお祓いしてもらったり

してたのだろうけど、へんなコンサルタントにたよるくらいなら 悪霊退散のほうが

害はない。


で、売れるメニューの開発を客のアンケートに頼るようでは たとえ鉱脈をみつけても

それを掘り起こす事はむり。 重要なのは お店や商品を知ってても入店しない人や

購入しない人の話こそが大事で、すでに気楽に入店してきてる人の話はなんの

アドバイスにもならない。

せいぜい 気になってから何年目で来店する気になったか?くらいなもので

それはお店の今後にはそんな左右するアンケートではない。

入店する勇気がどうのこうのより、まずお店の存在を認知してもらう事のほうが

はるかに難しい事なのだが、当店はそこはすごい勢いで存在だけは早い頃に

なんだかんだ知られていたので、そこに関しての苦労はなかったのだけど

いかんせんこの店構え、なんか得体の知れなさ具合と入りにくさで

さらに存在がうきぼりになりつつ 怖がられ続けて24年

だけど客数を増やす意味もない極小店、目指すところは会員制カフェ

一般客お断りが目標ライン。 しっかり気に入って通ってきてくれてる人達だけで

まあまあ座席が埋まるようになるなら それが一番かなと思っている

CAFE DE MOCHAI

チャイ専門カフェ 創業24年目

ヒマラヤと自然全般とアートと音楽が好きで
週末土日の夜のみ営業

チャイ専門店ですが 
19時から限定で8食だけお料理を完全ご予約制で用意。
あくまでもシェフが作りたいものを作る主旨に賛同できて
好き嫌いの無い人のみに限らせてもらっています。



エラー防止のためご予約はツイッターのDMのみで統一しております。