だめもーど
空気は気温22度あたりから膨張し、そこに含むあらゆる情報や音の速度を一気に
曖昧にしていきます。
25度超えると もう景色までゆがみ なにもかもが陽炎のようで、
色味も完全に細い青の光をとっちらばせてしまい。 20khlz以上の音も
正しく伝えれない世界になります。
つまり これまで静の中にあった方向性まで消失するのです。
自分が料理をしてる時は 鼻と唇とかるく半開きの口からもその調理の匂いを
蛇のようにちろちろ伺いながら料理しているのですが、それができるのは
あくまでもある程度冷えた空気にその匂いが乗ってるからわかるのであって
膨張した空気にさらに熱されたコンロの排熱のまえでは 例えるなら
ジェット機エンジンの排出口のまえで 炭火でやきとり焼いてるようなもので
香ばしく焼けるわきゃない!!無理!!
それと よく言われてる 料理人の体温があがるほど塩味が感じにくくなり
調整された料理がしょっぱくなる傾向、それもあり、そうなるとほとんど
味見してもわからないので 目隠ししながら料理をしてるようなものになるのです。
気温20度以下なら 山に入り樹液を搔きまわしてる昆虫のいる木の場所を匂いで見つけたり
目当ての野草ハーブや生物も ほのかな匂いをさぐって探し当てたり
クワガタなら 目隠しされても鼻のそばにもってこられたら なにクワガタのオスかメスかまで
当てられるます。そんな状態なので もう常にこの世の中に含まれる匂いの洪水の臭気の一粒ごと
サイケデリックにみえるほど感じて、日々すごしてるのですが
気温23度超え出すと そこらの世界がいっきに どどめ色で 無という泥にみえるようになります。
ということで 夏のモーチャイの楽しみ方として
そんなダメなときのモーチャイ調理を知る☆
それを味わうことによって 普段なにに留意して どこに細かくこだわって
どんだけ手をかけてるかが わかります♪
というわけで そんなレア期間は定員数も普段より小さくし 日に4,5人止めにして
夏をのりきります。
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