うつわ
実家に行くたびに 親からいろいろ 親の持ち物だったものを頂く
衣類だ 食器だ と いわゆる終活。
荷物を少しづつ減らして人生の終わりにむけて片付けていくというあれ
そんなわけで またカフェで使えそうな食器を頂いてきた。
父が作った大皿とかは もうどっか行っちゃったぽい
小皿と切子ガラスのコップをもらってきた
器に関しても さんざん叩き込まれてきたので 家に残ったしょぼしょぼな食器をみると
いろいろ思い出すことだらけだけど
ギラっとやる気のある器が もう家にほとんどないって状況が
ほんと人生の冬の季節って感じで
なんとも重苦しい思いを感じた。
綺麗な落ち葉もなく もうただ腐葉土となってく残りって感じ
物つくりにおいて 使い込んだ愛用した道具というものが 若々しい筋肉みたいなもので
しだいにそれがやせ細っていき 最後には何も作らなくなる
若いころは創造は老いても可能だと思っていたが
創造力にも絶対的な老いがある
残り物の器でそれを感じた
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