うつわ

実家に行くたびに 親からいろいろ 親の持ち物だったものを頂く

衣類だ 食器だ と いわゆる終活。

荷物を少しづつ減らして人生の終わりにむけて片付けていくというあれ


そんなわけで またカフェで使えそうな食器を頂いてきた。

父が作った大皿とかは もうどっか行っちゃったぽい

小皿と切子ガラスのコップをもらってきた


器に関しても さんざん叩き込まれてきたので 家に残ったしょぼしょぼな食器をみると

いろいろ思い出すことだらけだけど

ギラっとやる気のある器が もう家にほとんどないって状況が 

ほんと人生の冬の季節って感じで

なんとも重苦しい思いを感じた。


綺麗な落ち葉もなく もうただ腐葉土となってく残りって感じ


物つくりにおいて 使い込んだ愛用した道具というものが 若々しい筋肉みたいなもので

しだいにそれがやせ細っていき 最後には何も作らなくなる


若いころは創造は老いても可能だと思っていたが

創造力にも絶対的な老いがある

残り物の器でそれを感じた


CAFE DE MOCHAI

チャイ専門カフェ 創業24年目

ヒマラヤと自然全般とアートと音楽が好きで
週末土日の夜のみ営業

チャイ専門店ですが 
19時から限定で8食だけお料理を完全ご予約制で用意。
あくまでもシェフが作りたいものを作る主旨に賛同できて
好き嫌いの無い人のみに限らせてもらっています。



エラー防止のためご予約はツイッターのDMのみで統一しております。