美味と不味の重み
すばらしい景色を見たり 美味しいものを味わったり 貴重な体験をしたり
人の情にふれたり、多幸感を味わう機会はいつどこででもある。
料理をひとに出すという仕事をしてると 常にそんな多幸感を与えられる味を
模索し続ける事に まっとうで自由に献立決められる料理人ならなると思うのだが
幸せの味わいは 無限にあり、 つきつめると はじめて出会う美味にこそある感覚
なので、これまた常に 知らないなにかを探求しつづけないといけない。
すべてのことに興味をもって 考え続けないと
新しく美味しい一品は見つけるのも無理で 提供なんてできるものではない。
経験かあ と 堂々巡りでたちもどり 自分の経験をいろいろ見直す
もっともっとまずいお店も体験経験しないとな といいつつ
ついつい知ってる美味しい店にいってしまって 未知を避けてしまったりしてる。。
まずい店で食べてしまった あの途方もない悲しみを定期的にしっかり味わい
料理提供側として それを避けるべき心の追い詰め方を 復習するべきだと思っている。
それこそが地にあしをつけた 美味への探求だと。
戦争を体験した人の語る平和への願いのほうが 重みがあるのと同じ
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