満足感
腹が膨れれば満足するとは限らない。
別腹といって食後にデザートに手が伸びるのは
脳が欲求でバグらせて よりつよい糖分接種で
暴走した食欲に締めを要求し これでごちそうさまね!と
自己暗示を促すための行動だったり
そもそも添加物だらけで栄養摂取と言い難いジャンクな
食事だったりすると
食べた気にならないってことも往々にしてある。
先日初来店の方が面白い事を言っておられた。
料理が美味しいと言われたので ご自分で家でも作れるように
作り方の手順を教えると
料理は味とそれを料理した人の気も含まれていて
適当な料理する人の料理には含まれていないので
満足感が薄い。なのでまた食べに来ます。
と
自分は作りてなので 同じ様に作ってみたいって人が好きなのですが
そう言われてしまうと ある種の呪いのように
気力の込め方が変わりそうですね。
たまに常連さんにばれる いつもよりなんか美味しい!って
言われるときは 同業の方が来店されてたり
VIP的な客がひかえてたり なにかと気合いが入ってるときで
いつもと味が違うって感じられるのは
おそらくそういうところなのでしょう。
だからこそ同じ献立をルーチンで作ったら凡庸になりそうなので
じわっと新しい趣向を組み込みながらいつでもなにかしら
初チャレンジ状態に追い込んで料理しています。
0コメント