におい
どうやら日本人は匂いに対して関心の低い民族であるようだ。日本語には「におい」「かおり」程度の語彙しかないのに対し、英語は smell(臭気全般)、perfume(香料などの芳香)、odor(匂い)、stench(悪臭)、stink(悪臭)、scent(香気)、fragrance(化粧品などの芳香)、bouquet(酒の香り)、aroma(コーヒーやカレーなどの香り)、flavor(味と香りを合わせた語)などなど、日本語とは比較にならないほどの豊かな表現を持つ。また漢字にも、「匂」「臭」「香」「芳」「馥」「郁」「薫」「馨」「腥」など、様々なニュアンスを表す文字が存在している。匂いの文化に関し、諸外国に比べて日本はやや遅れをとることは否めないようだ。
炭素文明論―「元素の王者」が歴史を動かす― / 佐藤 健太郎
かねてからよく言ってる事だけど、味の大半は匂いである。
だから鼻がいいわるいは 味の判別をするうえで重要な能力
なので料理人は匂いを鈍らすような喫煙とかもってのほかで
常に自分の体調変化にも気をつけて 嗅覚味覚を研ぎ澄ました状態にして
調理に臨むべきだ!と 基本は思っていますが
小数点以下の答えを欲しない人に 小数点以下30ケタ50ケタあたりの味の違いを説いても
まったく無駄な話で、じゃあ研ぎ澄ました嗅覚はどこで発揮すればいいのか?となると
ひとまず鼻のわるい料理人の店を嗅ぎ分けるくらいですかねえ
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