平均

誰が食べても そこそこ食べられるってものは

すごく美味しいって店ではない。

平均値の範疇でうろちょろする味覚は大衆食堂の味付けで

専門店と言うならば ある程度のアンチもあってこそ

と思っているので お初の人にもおいしいおいしいと言われるたびに

まだまだ味付けがあまっちょろいのでは?と自戒している。


なんだか冴えない顔してお代を払って帰って行った人がいると

すぐさま料理の味見をし直して 自分で美味しいと判断できれば

ちょっと突き抜けた感を自覚できて、 よし!ってなる。

自分が良い!を 理解できない人がいてこそ、ある高みに手が届いてると

自分で思えるもの。


褒められたい 喜ばれたい 役に立ちたい って方向にアートは存在しない。



で、そんな ぱっとしない顔で帰って もう来なさそうだなあって客が

リピート予約してきたら。

えええええええ?!って がっかりと ほのかな喜びを感じてしまって

突き詰めたい言いつつ 喜ばれてうれしいってどっちやねん?って

自分の心の弱さをそこで感じてしまう。。

CAFE DE MOCHAI

チャイ専門カフェ 創業24年目

ヒマラヤと自然全般とアートと音楽が好きで
週末土日の夜のみ営業

チャイ専門店ですが 
19時から限定で8食だけお料理を完全ご予約制で用意。
あくまでもシェフが作りたいものを作る主旨に賛同できて
好き嫌いの無い人のみに限らせてもらっています。



エラー防止のためご予約はツイッターのDMのみで統一しております。