料理文化
食の調理方法や下ごしらえは そのまま文化の熟成度につながる。
手間をかければ美味しくなるか?その下ごしらえひとつをとっても上手下手の技術がある。
良い食材さえ使えばおいしい料理になるか?
それも 切り方一つ、食べる人の口のサイズでも厳密には変えるべき問題もある
新鮮な食材もそこから火を通していけば 料理人の知識と技術でどんどん
別物になる。
それは良くも悪くも変わっていくので 食材のよしあしだけで
料理の結果は断言できるものではない。
おいしいを再現や知るのは文化成熟度が重要で
米酢ひとつ使った事がない人に和食の手ほどきをするのは困難で
冷蔵庫にケチャップしかない人に きちんとしたトマトソースなんて無理なのだ
誰にでも作れるやり方というものは存在しない。
誰でもとはどれ程度のレベルか? バルサミコを家でよく使う。
こんぶやかつおぶしから出汁をとる。これ以上か?これ以下か?くらいの
レベルわけしてから話を始めないと 話の進め方自体が乱暴すぎるであろう
なんにせよ 知識を持つという事は 多少なりの角がたつ
それは知らない者からすれば即座につきつけられる劣等感もあり
文化や技術以前に感情論で反発してくる傾向も増える
ただおいしく皆が食事できるようにという共通の願いだけの話なのに
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