はながある はながない
人にも 人が作るもの全般 アートも料理も 華がある 華がないと評価される事がある。
華とはそもそもなにか?
人自体に対してそういう場合 一般的に見た目の良さや 立ち振る舞いや 動き方に対して
揺らぎや なめらかで無駄のなさや 緻密で精度の高い運動ができる。ってとこだろうけど
芸術作品なんかの場合だと、キャッチーな構図や コントラストによる画面への惹きつけ方
魅入ってしまう緻密さと深い色合いだったりするが
こと華があるないに関して 一番ハードルが高いのは 料理というジャンル
ただ見栄えがいいだけの料理では 料理の華を確実にかもせられないし
かといってただ良い材料ってだけでも同じ
ぱっと一目でみて絵になる事 それが良い材料で 手際よく作られかつ丁寧な下処理
それを促す上品な器 もっというと その器にも十分な華がないとならなかったり、
食べるときの場の空気というのもある
それにくわえて 未知の美味しさも感じさせられないと 最終的な味の評価もつかない
とにかく要求されるところが複合すぎて大変。
で要約すると 料理の華は 未知の体験に尽きる。ありきたりな味でおいしくても
そこそこおいしいという評価に落ちる。
食べたことない味が食通に求められる結果 食通はうざったがられる存在になる
そうそうない物を求めて来るわけなので 一般的に厄介なキャラクターとなるのも仕方がない
で そんな未知を追求する者同士がカジュアルに楽しめる食事となると
自然と ゲテモノに走っていくのである。
そのジャンルはナチュラルに多くの人が食べたことないものだらけなので
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