飽きないために

意義や意味、意欲の維持をもってしておこない

欲を言えば目標なんかもあったらいいなくらいで好きな事をする。

という気持ちでモーチャイで料理を作っています。

自分にとって一番厄介なとこは そのジャンルにおいて新しい事が

ひとつも発見できなくなる、もうなにか発展させるアイデアがない

行きついてしまった感、発展させても何の意味もないといったように

頂上だろうとただの行き止まり道で そこに興味の持ちようがなくなる状態。


チャイだけじゃなく 毎週なにかしらの試しをもって料理し

自分ではらはらどきどきに追い込んで 四苦八苦してるときが

一番そのものごとにおいて 純粋に打ちこんでる状態で

無事おいしく仕上がると それらの心情も含めてほっとするのです。



だけどそれには精神力と実体力が必要で、週にたった2日間の営業だから

やってこれた営業姿勢で、これが週6日間くらいな普通のお店の営業としたら

この集中力とかける時間を踏まえると 自分には無理です。

たぶん一般的なだらっとした適当チャイの店に成り下がると思います。

なので定期的に自分を追い込むスペシャル献立を用意し緊張感を上げ

その気力とアドレナリン噴出のまま食後のチャイを淹れて、毎回

かすかにチャイの精度も研ぎ澄まして行ってるのです。

CAFE DE MOCHAI

札幌チャイ専門店 23周年目