美味の風刺画
原則としてこれまでの人生で美味しいチャイの出会いは クリシュナチャイと
ネパール現地でヒマラヤを眺めて飲むチャイだけしかなく
はっきりいって日本国内では自分が美味しいと思えるチャイ屋は皆無で、
ヒマラヤで飲むチャイはロケーションの妙味が全てです。
しかし頭のなかにはチャイの理想というものは早いうちからあって
当店のチャイはそれを具現化してるものであって
日本国内においては当店以外のチャイが日本人の多くが思う本場のチャイであって
当店のは完全なる アートや風刺画の領域の 美味を誇張したチャイとなります。
ただやみくもにスパイスを煮だす世間のものじゃ旨くなるわけない!!という
教育と教訓的な意図も含みつつ 創造力と 新しい事を実行し続け決して一つの
完成系だけじゃない美味しさを証明しつづけ なんども発展を見せ驚かせ それ自体を
娯楽としての提供につながるよう おもしろさを絶えさせない事ができて
やっと及第点 50点ってとこが自己採点で 全員からすごくおいしい!言われて
55点止まりなのです。
そして70点を超えるには 運が味方した食材と気候とその時の発想が奇跡的に
重なってやっと 上出来採点なのです。
で そんないろんなタイミングと運での料理を レシピ化して繰り返し同じ物作ろう!って
考える人ほど ほんとに味覚を何もわかっていない朦朧な人なのです。
レシピはむだ! 味わいはその時々の運が大きなカギ、
技術と知識では自己採点 平均55点止まりが限界。
いつでも最大の努力の先にまだまだ 未知の領域を超えたおいしさはほくそえんでると
思っています。最高の美味のしっぽに触れられたら おおむね成功ってところです。
どんな料理も 見えてはいるし 匂いもわかるのですけどね、つーかまえた!って
言えずに ちょんと指先が触れたくらいで 悔しい気分です、いつも
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